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2022/11/05 14:07
プラントベースのミルクに移行中
当店では10月から、カフェラテなどに使用する牛乳を、段階的に豆乳とオーツミルクに移行しています。
これまで、何人かのお客さまに「実は、体質的に牛乳を控えていて…」や、「豆乳のラテを飲めるところ探していたんです!」などというお声をいただきました。
もちろんそうでない方もいらっしゃることは承知していますが、私自身が同じように思っていたのでそういった方のお役に立てたとしたらとても嬉しいです。
牛乳に比べてカロリーは?カルシウムは??
今回は、当店で使用する代替ミルクについて栄養面での比較をしてみました。
「豆乳」と一口に言っても、種類やメーカーによって栄養価が異なります。
当店で使用する各種ミルクについては下記のようになりますので、よかったらご参考にしてみてくださいね。
栄養成分表示(200mlあたり)
牛乳 | 豆乳 | オートミルク | |
①エネルギー(kcal) | 140 | 108 | 90 |
②たんぱく質(g) | 6.9 | 8.0 | 1.1 |
③脂質 (g) | 8.1 | 6.0 | 2.8 |
④炭水化物 (g) | 9.8 | 5.5 | 19.0 |
⑤食塩相当量 (g) | 0.2 | 0.47 | 0.22 |
⑥カルシウム (mg) | 234 | 114 | 232 |
Photo by Irene Kredenets on Unsplash
【豆乳に期待できる効果】
1、肥満予防
2、がん予防・骨粗鬆症予防
3、脳の老化予防
NIJIYA coffeeでは、コーヒーとの相性を考慮し調製豆乳を採用しています。
このほかに大豆由来のたんぱく質や、よく知られている大豆イソフラボンなどが含まれ、非常に栄養価が高いといえます。
調製豆乳であるにもかかわらず、牛乳より炭水化物及びカロリーも低いのが個人的には意外でした。
大豆のたんぱく質は動物性食品に比べ低カロリーで基礎代謝を活発にできる機能があるため、ダイエット効果が期待できるそう。他にも、血清コレステロールの低下作用や血小板の凝集性の抑制作用など血流の改善も。
大豆イソフラボンというポリフェノールは有名かもしれませんが、具体的には乳がんなどホルモン依存型のがんを予防する効果が期待できることが知られています。
他にも、血中のコレステロールや中性脂肪など余分な脂質を洗い流してくれる「サポニン」や、細胞を生まれ変わらせ脳の活性化を促す「レシチン」、オリゴ糖、フィチン酸、不飽和脂肪酸などなど、たくさんの嬉しい栄養成分が豊富に含まれます。
【オートミルクに期待できる効果】
1、コレステロールを減らす
2、血糖値を下げる
3、摂取カロリーが抑えられる
NIJIYA coffeeでは、砂糖不使用のオートミルクを採用しています。
クリーミーでクセがなく、軽やかな風味が特徴です。
他のミルクに比べてたんぱく質が少ないのですが、食物繊維が豊富で200mlあたり8.0g含まれています。
これは他の植物性ミルクに比べても、圧倒的に多い量。
食物繊維は水に溶ける「水溶性」と水に溶けにくい「不溶性」がありますが、オートミルクの原料となるオーツ麦は両タイプの食物繊維がバランスよく含むのが特徴。コレステロールを下げる効果が期待できます。
また、食後の血糖値が上がりにくい低GI値食品でもあります。
血糖値の急激な上昇を抑えてくれるので脂肪がつきにくくなり、ダイエットにも有効。
また、消化・吸収がゆっくりで腹持ちが良いのと、何より低カロリーなのが嬉しい。
カルシウムも牛乳に匹敵するほど含まれています。
ドリンクを選ぶときのご参考になれば嬉しいです。